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2022.01.18
『フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊』ウェス・アンダーソン監督や豪華キャスト陣が最新作の魅力を語る特別映像解禁!
この度、ウェス・アンダーソン監督や豪華キャスト陣が最新作の魅力を語る特別映像(Tablesetter編)が解禁されました!
ウェス・アンダーソン監督が「本作のキーワードは3つ。“アンソロジー”、“「ザ・ニューヨーカー」”、そして“フランス映画”」と本作について意気揚々と説明する様子から始まる本映像。その言葉にあるように本作には、異なる編集者が手掛けた想い出の記事が紡がれていく“アンソロジー”、ウェスがオマージュを捧げた敬愛する有名週刊誌 “「ザ・ニューヨーカー」”、そして劇中の舞台でもある“フランス映画”といった要素が詰めこまれており、本映像ではその3つのキーワードにまつわる映画の魅力に迫ります!
物語の舞台はフランスの架空の街にあるアメリカの地方紙の編集部で、ビル・マーレイ演じる情に厚い編集長のハウイッツアーはまさに「ザ・ニューヨーカー」の創始者がモデルに。ウェスは「各記事のヒーローは編集者だ」とも明かしており、とことん「ザ・ニューヨーカー」や活字文化へリスペクトを込めて本作を制作したことが窺えます。
続いて映像には第一話「確固たる名作」、第二話「宣言書の改訂」、第三話「警察署長の食事室」と本編シーンが展開し、ティルダ・スウィントンやベニチオ・デル・トロ、ティモシー・シャラメ、ジェフリー・ライトといった豪華キャスト陣が、各話のユニークなキャラクターたちやストーリー、フランスにちなんだ物語の舞台背景について思い思いに語る姿が映し出されていきます。なかには、第二話に登場するフランシス・マクドーマンド演じる記者のクレメンツはメイヴィス・ギャラントという実在する「ザ・ニューヨーカー」常連の女性作家がモデルとなっており、ウェスが「この記事は彼女へのオマージュになっている」と貴重な脚本の裏話も明かす姿も。

映像には本編シーンのほかにもウェスがフランシスやティモシー、ジェフリーらに熱心に演出をつける様子や、全編の撮影をフランスの小さな街で敢行したという本作の大掛かりな屋外セットの様子が収められたメイキング映像も到着しています!ウェスが長年描きたかったテーマが随所に散りばめられた渾身の長編作品10作目となる最新作に是非ともご期待ください!